
2020年は、世界中の人々にとってまさかの予想外な一年間でした。
本スタジオは、まさに名のごとく(flos campi =野の花)雑草魂で何とか乗り切りました。
教室は柔軟にリモート式と対面式を併用、8月には録画配信付きでコンサートを再開しました。
自由に生活できないからこそ心のバランス本能が働くのでしょう、自分の演奏・教室受講生の集中力・ご来場者様の熱心さは明らかにいつもと異なると感じています。音楽の存在感と底力を、改めて我が使命として心に刻みました。同時に私達の命を守ってくれる全ての人々への感謝の心も忘れません。
生き甲斐である海外旅行はしばらくおあずけ。以前の写真を眺めながら妄想旅にふけっております。
2021年も引き続き厳しい現実が待ち受けているはずですが、「今日の自分にできること、やるべきことをやり、明日を生きる」を一年の抱負としたいと思います。(年賀状の言葉から引用)
無聴衆のウィーンフィル・ニューイヤーコンサートを鑑賞しながら。ただでさえよく響く楽友協会ホールでよりいっそう響き渡る極上の気品溢れるハーモニー、拍手なし。楽しげな音楽ゆえに、曲間の沈黙が現実を眼前に突き付けます。
たとえ10名だったとしても、心から音楽を楽しみたいと私達のコンサートにわざわざ足を運んで下さったお客様の前で、拍手を頂戴しながら演奏できた幸せをひしひしと感じます。今はそれでいいんです。
今、ウィーンフィルが世界中に向けて発信している音楽の力を、私達がリレーしていければと思っています。
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