20年12月10日(木) 杉並公会堂グランサロンにて
昼夜合わせて約40名のお客様にご来場いただき、無事に開催いたしました。
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8月にコンサートを再開した際は怖々(こわごわ)という感じで、お客様も私たちも緊張感がありました。今回も第三波の只中ではありましたが、できる限りの対策をした上でなるべく日常生活を取り戻していきたい、といった雰囲気に変わっていました。しかしながら、ご来場時はやはり気を遣っての移動だったと思います。出演者、スタッフも含め、皆様には最大限の感謝を申し上げます。
出演者の4名は、個々には共演の機会がありましたが、全員では初共演。音楽が繫ぐ絆は素晴らしいです。ずっと以前からのユニットみたいに本当に"予想通り"のハーモニーになりました。
ストレスの多い生活を強いられているからこそ、心を休めたり活力を注入したりする時間はとても大切。演奏側も含め、一同、音楽で心を整えることができたかと思います。

「Go to 音楽トラベル」と題して東西欧州の音楽文化を紹介する趣向でした。前回は封印したおしゃべりを復活し、各地に伝わる個性的な音階やハーモニーをピアノで鳴らしたりしながら進めていきました。
 コンサート前半は、各国の小品を並べて展示会的様相。英国で歌われる美しいクリスマスキャロル、ワルツのルーツとなったチロル地方の民族舞踊「レントラー」、北欧音楽の代表グリーグのピュアなピアノの響き、近代英国音楽の父V.ウィリアムスのViola作品、ユーラシア大陸のど真ん中アルメニアの中東的色彩サウンド、そしてチェコ民族音楽の進化系マルティヌ。 
後半はフランス、フォーレの室内楽最高峰、ピアノ四重奏曲第一番。 正直なところ、この作品は群を抜いて素晴らしいと、改めて思いました。お客様も同感だったようです。4人の間を旋律が巡回し、万華鏡のように、色彩感も次々に変化していく作曲妙技の虜になりました。まるで暗黒の世界を表しているような3楽章の後、「前へ前へ進め!」と号令がかかったような終楽章の生命力、迫力、そして希望。今のご時世だからこそ、なおさら人々の心にグッと迫る作品です。
アンコールは、来たる年が明るくなりますように、という願いを込めてシュトラウスの楽しいポルカを演奏しました。

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感染症対策の新運営システムは、8月のトライアル公演での反省をふまえて少し進化しました。
・広い会場なので、客席は前回同様にたっぷりのディスタンスを開けて。
・録画の有料配信あり。(お申し込みは絶賛承り中!)
・終演後の面会をご遠慮いたいただいた代わりに、ご来場者カードに手書きのご挨拶文をしたためてプログラムと一緒にお渡ししました。
・休憩中の会話も控えめにしていただいたので、古楽のBGMを流して憩い空間に。
・料金精算窓口で電子決済を導入! 

2021年1月17日(日)に鎌倉市で追加公演決定!!
詳細は追ってお知らせします。フォーレを軸に、新春に相応しい曲も加えた楽しいプログラムになる予定です。
 
これからも、色々と工夫をしながら音楽をご提供する場を作り、皆様と一緒に前向きな精神性を維持していければと思っています。