今年の上半期だけでヴィオラの生徒さんが4名入会しました(ヴァイオリンは2名です)。
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着実に増えてきたのは喜ばしいことですが、ヴィオラ界にとって致命的な問題があります。歴史的にヴァイオリ二ストが持ち替えるのが慣例になっていたため、初級~中級の練習曲集が極端に少ないのです。
どうしても間に合わせで課題を選ぶことが多いので、さすがに限界を感じ、ヴァイオリンのレッスンで好んで使っている曲を、次々にヴィオラ版に書き換えることにしました。今までも何曲かは書き換えてきました。どれでもいいというわけではなく、やはりヴィオラの音色に相応しいと思う曲を中心に、原曲の雰囲気を損なわいためにキー(調)を変えなくても大丈夫な曲選びます。
まずは、ヴァイオリン練習曲の代名詞の一つ、Danclaのエア バリエ全6曲。数ヶ所だけちょっと音をいじった他は、基本的にオクターブ下げるだけで綺麗に流せました。伴奏譜はヴァイオリン版がそのまま使えます。弾いてみると、歌心を刺激されて、全体的に中音域に収まった音列を丁寧に響かせる演奏がしたくなり、ヴァイオリンとは全く別世界になりました。まさにヴィオラワールド。
すでに生徒さんの一部には課題として渡しました。

この後、ヘンデルのソナタ集に取り掛かる予定です。もちろん原調で。
モーツァルトの協奏曲も可能だと思います。

楽譜業界も同じ発想をするので、他の楽器からの転用譜はすでにかなり出回っていますが、安易にキーを変えているものが多く、原曲の雰囲気を損なうので、私は大反対です。
例えばブラームスの「雨の歌」がC-durなんて、冒涜以外の何物でもないですよ!