うっかり、というにはあまりにも相応しくない・・自分の楽器(Viola)の上にうっかりメトロノームを落として、表板を破壊していまい、入院手術中です。


表板を外して裏から補強して、板の歪みを矯正しているところ。


表板を外して裏から補強して、板の歪みを矯正しているところ。もうすぐまたお腹を閉じる作業にとりかかるみたいです。
その次はニスを塗って、表面のキズを隠し、欠損した駒を新しく作
り直して・・。
ここまではっきりと板が割れて、裏側に大きい補強をすると、板の厚みが変わりますよね。人間の治療と同じで、音色を戻すまでの「リハビリ」がまさに大仕事だと思います。
どんな音色になって戻ってくるのか、全く想像がつきませんし。

ところで、入院中の代替楽器を店でお借りしました。
1911年生まれのイタリア製。率直な話、自分の楽器より(かなり)値打ちがある銘器です。
サイズは自分のより5mm大きくて、音色の性格も重低音が持ち味(自分のは高音の伸びが持ち味)なので、慣れるまでに一週間以上かかりました。自分の楽器とは長年の間、共に音楽を作ってきて、まさに人馬一体、阿吽の呼吸でしたから。しかし、借り物の方のコツをだんだんと掴んでくると、真価が分かってきて、面白くなってきました。
しかも良い弾き方を楽器の方から教えてくれるような感じで、ただ弾くだけで上達していくのが分かります。
修理代はそれなりにかかってしまうけど、それをレッスン代だと思えば、納得できちゃいます。
マイナス思考は性に合いません。「転んでもただでは起きない」を地でいく私です。
深くてたっぷりと響くこのヴィオラの音色は期間限定でお聴きいただけます。
ご興味のある方はぜひこちらへお出かけ下さい。↓
「素敵な仲間たちと音楽を 5th.Concert 〜English Garden〜」
10月17日(土)15:00 トモノホール