1月20日(日)に、代官山スタジオにてfcミュージックガーデン受講生の新年会を開きました。
(写真がありません、すみません)

まずはミニ発表会。出演者は全員ヴァイオリンの受講生でした。

♪大学受験のために、この日でひとまずレッスンを修了する高校生男子は、難しい箇所の苦手意識を取り去ることができず、本番でもちょっとつまづいてしまいました。何が起ころうとも後ろを振り向かないで前へ進むように助言していたことは覚えていたようで、最後まで途切れることなく演奏を続けられたことは、今後の彼の人生にとっても明るいことかもしれません。失敗を恐れずに進めば道は開かれる・・。午後からの模擬試験のために中座する時に、皆でエールで送り出してあげました。

♪恋する乙女のような曲が弾きたい・・という難題を出された私が選んだ曲「クライスラーのロンディーノ」を演奏した受講生は、恋だの愛だのなんて夢見ながら弾いたら、演奏法がグチャグチャになってしまうので、弾く人は冷静に我を忘れずに弾かなくてはならないことを知りました。この曲に恋することができずに終わってしまったかもしれませんね。

♪昨年の発表会以降、殆どの受講生に演奏法の基本に立ち返った練習を課しているのですが、その中の一人が練習曲を弾きました。幼少期から習っているのでそれなりに難しい曲も弾ける彼女が、とても地味な課題をゆっくりしたテンポで弾いたのを、他の受講生はどのように感じたでしょうか。
フィギュアスケートの浅田真央ちゃんが基礎練習に取り組んでいたのと同じ。私が一番重要と思う点は、その時に結果が出ないことを承知の上で、絶対に焦らないで課題と向き合う「心の強さ」です。私がこの受講生に弾いてもらった理由は、他の受講生たちに「自分だけ大変な思いをしているのではない」と分かってもらい、その課題に取り組む気力を持ち続けてほしいということと、経験年数が長くても基礎練習は最も大切である、と気づいてもらうためでした。

♪会社のパーティーで演奏することになってしまった!!受講生が、その予行練習として弾いたのが「クライスラーの美しきロスマリン」でした。こちらも小品の難しさを身をもって体験してしまったようです。曲そのものはとてもシンプルな作りですが、クライスラー自身がヴァイオリンの名手だったこともあり、あちこちに小技が散りばめられています。しかし、それらを省いて弾くことになったり、2拍目が前に飛び出したような独特のウィンナーワルツのリズムで弾くこともできなかったのですが、それにしても素敵な曲には違いないことも改めて分かりましたね。

演奏の最後は講師演奏。ヴィオラで「ウェーバー:オーストリア民謡の主題による変奏曲」を演奏しました。ドイツ各地のオペラ座で作曲や指揮をしていたウェーバーが、色々な楽器の名手に出会うと、その人のために超絶技巧曲を書いたりすることがあり、この曲はそんな1曲です。受講生が取り組んでいる運弓法の練習の「見本市」のような作品です。

ここで、弦楽器教室らしからぬ趣向が登場。
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日頃から、いつも拍子を数える、一拍目が大切、などと説明しても、それを自身が身体で感じることができなければ、演奏につながりません。そこで、全員で足踏み(拍子)と手拍子(リズム)のリズム体操のようなことをしました。写真の楽譜は、私が画用紙に書いてきたリズムパターンです。
赤い♪の時に足を一歩横に出して一拍目の重さを表現し、その他の拍はその場で足踏み・・・みたいに重い拍と軽い拍を感じ分けるのが主な目的です。
皆は概ね正しく感じていたとは思いますが、その程度にはずいぶんバラツキがありました。私としては、今後のレッスンの指導内容の指標になったので、この実験は一応成功です。
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リズム体操で空腹になったところで、ランチパーティーへ。
ビールの大ジョッキをオーダーした左側の二人は「ヴィオラ」の受講生です。やっぱりねー。
業界屈指の酒飲み集団は、アマチュア楽界でも同じらしい。

さて、今夏の発表会まであと8ヶ月です。それをまだまだと感じるか、もうすぐと感じるか。