2022年6月5日(日)
於 : ベヒシュタイン・セントラム東京ザール
〜ヴィオラで奏でる珠玉の響き〜
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(有料録画配信のお申し込み承り中!)
 巣鴨のスタジオ開室10周年を記念したコンサートシリーズ第一弾、20年ぶりのリサイタル開催から一週間経ちました。すぐにご報告すべきところ、本番後は久々に思考停止状態になり、その間、ご来場下さった方々から沢山のご感想を頂戴しましたので、それらもふまえて、ゆっくりとコンサートを反芻する時間をいただきました。
 約50名のご来場者、共演のお二人、スタッフとして働いてくれた教室受講生達に、まずは心より感謝申し上げます。オンライン決済の推奨など、代金精算方法などでご不便をおかけした方もいらっしゃいましたが、今後ますますキャッシュレス化が進むと思いますので、徐々に慣れていただければ幸いです。
 ロビーでは、ピアニストの長尾氏によるCDを販売いたしました。
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 本番は、withコロナ生活の始まりを思わせるような、久しぶりに生の音楽を聴ける嬉しさに満ちた雰囲気と、キラキラ輝く瞳をこちらに向けて下さっている中での演奏でしたので、私もとても楽しい気分になり最後まで集中して弾き切ることができました。
 ベヒシュタインのピアノは柔らかい低音が素晴らしかったです。ホールが比較的狭いので、座席によっては音量が大きすぎると感じられた方もいらしたようでした。共演のお二人はまさに圧巻で、しっかり事前準備をして練習に臨んで下さり、まさに大船に乗った気分で当日を迎えました。
 新しいことにチャレンジするというよりは、半生を振り返って復習する意味合いの大きい内容でしたので、自分の成長した所とまだまだという所が手に取るようにわかり(演奏だけでなく、社会性や行動癖なども含める)、良くも悪くも今後への礎石になったと実感いたしました。やっぱり復習って大切ですね。選曲の経緯がわかるよう、別記事にプログラムノートを転載します。
22年6月5日プログラムノート

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 ご感想の中で一番多くいただいたお言葉は、非常に僭越ながら「感動した」でした。楽曲そのものに感動させる要素があったことが一番大きい要因だと思いますが、もう一つ要因があるとすれば、自分自身が「無我の境地」でその要素と対峙できたことでしょうか。流行り言葉で言えば一種のゾーンに入っていた気がするので、私の楽器を通して、楽曲の素晴らしさを皆様にお伝えすることができたのだと感じています。もちろんあちこちにできた小さいミスを見逃すわけにはいきませんので、練習の質に関しては反省材料だらけです。
 ヴィオラは元来はアンサンブルで生きる楽器ですので、曲目に室内楽を取り入れることで初めてヴィオラの魅力を存分に知っていただくことができます。ヴァイオリンと一緒に弾いた曲では、私の弾き方がかなり違うことに気づいたと感想を寄せて下さった方がいらっしゃいました。アンサンブル用の弓に替えた(=太い音色に替えた)こともありますが、自分とヴァイオリンをシンクロさせて「阿吽の呼吸」にすることが最も重要で、なおかつ自分の方が主軸になるという職人気質な仕事をしていました(うまくできたかどうかは??ですが)。むしろその仕事が普段のヴィオラで、ソナタのソリスティックな弾き方の方が特別です。
 これからもなるべく多く、このようなヴィオラの世界を皆様に体験していただけるような機会をご提供していきたいと思います。2年半中断している「ティータイム付き」コンサートもそろそろ再開できるかもしれません。皆様との再会を心待ちにしております。

次回の予定
11月10日(木)杉並公会堂 開演時刻未定
「素敵な仲間たちと音楽を15th.〜楽器は歌うVol.2〜」
新居佐和子(Sp.) 恩智聡子(Cl.) 古川仁美(Fl.) 三界晶子(Pf.) 中小路淳美(Va.)
シューベルトの歌曲
管楽器と弦楽器による室内楽 など